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「なんか…噂で聞いた累さんとは大分印象違ったね。いい意味で。」

「外見はそのままだけど。確かに綺麗な人すぎた。」

「そうそう、でも冷たくて怖い感じかと思ってたよね。あんまり喋らないクールな感じかなって。あんなに楽しくお話するとは思わなかったー!」

「でも、自分の周り囲まれた時、『邪魔』………ってすっごい怖くなかった?」

「冬紀と累さんの前に立つな、って…ね。」
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