by

「家まで送ってくから、帰ろ」

「やだ」

「言うこと聞きなよ」

「じゃあ、れんれん選んで」

「は…?」

「2件目行くか、私の家で飲むか」

「だから何言って、」

「それ以外は受け付けませーん」

寒空の下、訳わかんない選択を迫られている。これ以上飲んだら潰れるのわかってるくせに、それでもそう言う宮本の思考回路がよくわからないんだけど。

でも今の宮本には何言ってもその二択しか受け入れてくれなさそうだし。外で潰れるくらいなら、もう。

「…わかったよ、家行く」

こうするしかなくない?
254ページより