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「礼二さんも好みですか?」
「ヤキモチ?」
「…はい?」
「可愛いって言ったからヤキモチか?」
「全然思って無いです」

微かに眉を寄せて俺を見る礼二さん。

「もうヤキモチ妬いてくんねえの?」
「何をおっしゃってるのかサッパリ」
「前はあんなにヤキモチ妬いてくれたのに?」
300ページより