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「やっと引っ付いて、でも結局これからも喧嘩ばっかりして、年取ってもそうやって一緒に居るお前らと、俺も居たかった。"もう時効かな"くらいのタイミングで、珠杏のこと好きだったってカミングアウトして、臨の気まずそうな顔、揶揄いたかった。お前らと一緒に、大人に、なりたかったな」
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