ある所にアリア・ロックブラドという娘がいた。彼女はれっきとした公爵令嬢だが、母親は早くに他界し、父親の公爵は外に女がいていつも孤独だった。
そうしてアリアは18歳の誕生日を迎えた。相変わらず父親は不在で、アリアはいつもと変わらぬ侘しい夜を過ごしていた。
しかしそんなアリアのもとに刺客が現れた。その刺客は驚くほど見目麗しい青年だったが、人殺しは未経験だと言う。
アリアは捨て駒に使われたその刺客を気に入り、頭を殴って返り討ちにすると、彼を「ナイト」と名付けて屋敷に軟禁した。
それからナイトの公爵邸での生活が始まった。屋敷の生活は快適そのものだったが、その暮らしからアリアの孤独に気がついた。
だからと言ってアリアが彼を求めることはなく、逆にナイトが彼女に焦がれる日々を送っていた。
ある日、ナイトはアリアに誘われてある秘密を知ってしまう。アリアと先に進みたいナイトに、アリアが応えようとするのだった。
孤独同志の2人が寄り添って、束縛と執着で愛を育む、歪み愛ストーリーです。
歪んだ愛
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