遊芽町に引っ越してきた彫刻家、石野巻夫。
日課の散歩をしている最中、彼はとある女性にぶつかってしまう。
その出会いは偶然か、必然か。
『過去』から『未来』へ進めないものなのだろうか。
ぶつかってしまった彼女は、未だその『過ぎたこと』に囚われ続けていた。
主要人物
石野 巻夫
彫刻家。芝生のようにふさふさした灰茶の髪がトレードマーク。
自由を愛し、束縛されることが苦手。だが、自分なりにルールを持つ。彼の『ありのままに見たもの』を表現しているであろう彫刻は、マニアにとって心にくるものがあるようだ。(良い感情、悪い感情を含めて)
旅が好きで1年の半分を外国で過ごす。
遊芽町に引っ越してきた理由は、「羊の像が沢山あって一つ一つ違うのが面白い」から。
茨 真紀
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