首相官邸を舞台に2人の男の会話劇となっています。情報の開示だけで物語は特に動きません。

作中に登場する「公庫」は「日本政策金融公庫」の略称で、「輪銀」は「日本輸出入銀行」の略称です。
現実では1999年に日本輸出入銀行から国際協力銀行に変わってますが、作中の世界では日本輸出入銀行のままです。
そもそも海外経済協力基金が牙王一族の手によって誕生すらしていません。その代わりに政府主導(と言うか牙王家主体)で「アジア・オセアニア助成基金」が1961年に発足、発展途上国への直接借款や開発事業の出資を行っていました。これもすべて牙王一族がアジアの途上国を手中に収める為の画策です！

今後の展開で「アジア・オセアニア助成基金」に勤める牙王一族の人間が登場するんですが、主人公に深く関わってくるので隠し情報として出しておくことにしました！

こんな感じで現実の日本と微妙に異なる点が所々にあります！首相官邸が新宿区にあるとか………