尊敬する人
この人は何を感じ、何を考えているのだろうか。
周囲に馴染みすぎて、同じ人間だと勘違いして
しまってる、そう錯覚させるほど天才だった。画面越しに見すぎて本当に存在するのかさえ疑ってしまう。
芸能界に関わる人と一般人とでは何が違うのだろう。いつもと同様に耳にイヤホンをつけて世界を
遮断した。見つけたくなかった答えが思い浮かぶ。
「一生懸命努力しましたね。」
インタビュー記事に書かれた記号化された文字。
受け止めざる負えない。
そんな事を思いながら今日も他人が輝く姿を見て
指を咥えていた。
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