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メラニー

めらにー

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けじめの日

 こんにちは。

 うぷ。
 今、満腹過ぎて……

 久しぶりに家族で食事に行ってきました。
 ホテルのビュッフェだったので、限界を越えて食べ過ぎました。(あほ)
 
 ほんっとうに久しぶりでした。
 世の中がこんなだから仕方がないのですが。
 家族全員ワクチン接種後二週間もクリアしたので、一定の安心感もあり。

 前回は去年の今頃かなぁ?
 私がお金を出して温泉の日帰りプランの個室で食事付というのに行ったのですが。弟は用事で来られなかったけれど。
 そーかー。あれから一年。久しぶりのはずですね。

 もう久しぶりが過ぎて、昨日からソワソワして何も手に付かないんですよ(笑)
 異常な精神状態で夕食までを過ごしました。
 どれだけ楽しい事がなかっんだ、私は。


 そんなこんなで、変な夢を見まして。(急に変わる)
 亡くなった父方の祖母の夢を見ました。
 前にも書いた通り、ずっと後悔が残っているおばあちゃん。ずっと謝りたい相手。
 亡くなってから?いや、それよりもっとずっと前から、夢で逢うのも久しぶりだった。

 私は田舎に里帰りしている様で祖母の家に居るのです。
 ありきたりな日常。姪っ子甥っ子が騒いだりしている状態なのに、なぜか家の中が|ひなびたホテルのゲームセンターのような内装で。
 祖母が急に、私にみんなに内緒だよ、とお金をくれたのです。
 でもそれは封筒に入ったお金では無く、電池を包んでいるようなガサガサのビニールに渡された金額の使い道の内訳が書かれたぐちゃっとしたもの…だけでした。

 私は不思議とも思わず、それを開いて文字を確認。
 なぜか「あーちゃん」にも分配分が有りました。
 「えーーー、なんであーちゃん?知ってたっけ?」と言っても「えぇの、えぇの。」と朗らかに笑うだけ。
 本人の名誉のために言っておきますが、実際のあーちゃんは芸術系の仕事をしていますが、べつに貧乏している訳ではないです(笑)

 私はおばあちゃんに、あーちゃんの作品の事話した事あったかなぁ?と思いながら、まぁいいか、と。
 そのガサガサの何かを使えばATМからお金が下せるみたいなのです。

 私が成人した時、これがお金をあげることができる最後になるからと、まとまったお金をくれた事があるのです。
 誰にも内緒で。
 その時の印象が残っていたんでしょうね。

 夢の中でも何となく受け取るのが普通の感じがして、受け取ってしまいました。
 それから、お婆ちゃんは「もう帰るから」というのです。

 私はうん分かったー。と見送って、なぜだか家の中にあるATMに向かい合いました。
 でもふと祖母を追いかけないといけない気がして、実際の田舎の家は二階建てなのに、何階分も階段を降りて駐車場に着くと(実際の夢は路線バスが邪魔してきたり色々あったのですが)車の鍵を開けようとしている祖母を見つけて、

 「会った時にちゃんとしておかないと、次がいつか分からないから……ほら、お父さんの事もあるし……、」となんだかわけのわからない事を言って、祖母を抱きしめたんです。(お父さんの事というのは一昨年脚立から落ちて脳内出血で大変だったのです。たぶんその事)

 そうしたら自然に「おばあちゃん大好き」って言葉が出て、祖母も抱き返してくれました。
 
 私は急に悲しくなって「もう、お葬式の時はエリちゃんが泣いて大変だったんだよ、」と口をついて出て。
 エリちゃんとは、私の下のいとこで祖母にとっては家馬子です。

 そこでやっと、あぁ、おばあちゃんは死んでいたんだった……と気が付いて「帰るってどこに帰るの?!ここ、おばあちゃんちでしょ!」と泣きながら起きました。

 起きても悲しくて、懐かしくて、夢の中に戻りたくて泣いていたけれど、ずっと言えなかった大好きがやっと本人に言えました。
 夢の中でもずっと祖母は笑顔でした。
 本当に笑顔が途切れない、絶えない祖母だったので。

 父方の祖母の事でやっと正しい涙を流せたような気がします。
 今まで待たせてごめん。生きている時に間に合わなくてごめん。

 
 そんなヘビーな朝を迎えての、ビュッフェです。←
 父親は「おばあちゃんにとってのご馳走は牡蠣だった。稀に外で食事する時もカキフライがご馳走でそればっかりだった」と言っていたので、牡蠣を見るといつも祖母を思い出しているのですが。
 季節柄、牡蠣のお料理があり、私は牡蠣ばかり食べていました。

 お盆じゃなく、ビュッフェ前に出て来るなんて聞いてないよぉ~!
 栗・サツマイモ・さんま・キノコあたりを期待して行ったのだけれど、牡蠣を食べて帰って来るとは……(笑)
 あ、あとお店はなぜか瀬戸内レモン推しでした。牡蠣とレモンがマッチしていました(笑)

 おばあちゃんも今日はいっしょに付いてきて牡蠣を食べてくれただろうか。

 そんな切なくて不思議な一日でした。
 けじめの日は突然やってくるものですねぇ。

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祖母に対する消えない後悔が気になる方は
「ひぃちゃん、つれづれ」の「身近な人の死と向き合う事」を読んでください。

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