浮かれすぎた時代の後
こんにちは。
今日はバンドのスタジオの日で。
私の現在所属しているバンドは、大阪で練習しています。
梅田ですが。
人が増えたなぁと思いながら、とりあえず3時間以上前から現地入りをしてカラオケで練習です。
カラオケも業界が企業努力をして、人と接する度合いが減っているのだと思うけれど、受付も生産も従業員さんとのコミュニケーションが無いから、繁盛しているのかどうかもよくわからない状況。
緊急事態宣言が無くなってすぐは予約が取りにくかったのが、今はそうでもないからちょっと落ち着いたのかな?
もちろん飲み物もセルフだから、誰とも接することは無い。
なんだか、いろんな部屋から音は漏れて来て人の気配はするのに、会わないって不思議だな感覚だなぁと。
2時間ほど歌っては録音したものを聞いてチェックという繰り返しをして、喉を休める為にも久しぶりにケーキ屋さんに入っておひとりさまのお茶をした。
もちろんここは、店員さんはいるので今まで通りなのだけれど。
ほんの少しの注文だけの会話だったとしても、お店の人との会話でなんかホッとする。
不思議なものですね。
たっぷりと時間をかけて、モンブランとアールグレイを頂きました。
お店を出た頃はもう帰宅時間もMaxという感じで、家路を急ぐ方々が、今日から急に寒くなったからか、アウターの前をぴっちり閉めてそそくさと改札に吸い込まれていく。
2年前なんかだと、平日とは言え場所柄、始まったイルミネーションを見に行く人だとか、ご飯を食べに行く人だとか、まだまだゆったりしている時間が流れていた気がします。
バンドの練習を終えて、久しぶりにメンバーとごはんを食べて帰りました。
うちのバンドは食道楽なところがあるメンバーが多くて(笑)
なので、コロナ禍でも数回だけ練習した時も、練習前に食べに行ったりはしていたのです。
閉店時間が早いから、練習が終わってからだとお店が開いていなくて。
最初に行く予定だったお店は、寸での所でラストオーダーに間に合わなくて断念。近くのおうどん屋さんに行って、ぎりぎり温かいご飯にありつくことができたのですが、なんというか、やっぱり人がまばら。
超都会と言えども夜が早くなったのだな、と実感しました。
昔はまだまだこんな時間だと、満席で入れない状態だったりしたのに。
みんなこの2年間でずいぶんと生活パターンが変わってしまったというか、浮かれる時間を節約するようになったというか、昭和に戻ったというか。
子供の名づけランキングでも、キラキラネームを付ける親が絶滅しかかっているそうで……
女の子の「子」も少しですが復活していたり、一番の傾向はジェンダーレスな名前だそうですが。
思えば平成って時代が浮かれすぎていただけで、今がある意味正常に成ったのかもしれないですね。
終電近い電車も、私が乗った車両はすぐに座ることは出来なかったですが、次の駅で座れたし、そもそも、立っている人はまばらな状態でした。
夜はちょっと不便なくらいが、無理をする人がいなくていいのかなぁと改めて思います。
この調子で、三ヶ日は子供がお年玉を使いたくても使う場所が無いくらいの街の稼働率で良いのになぁと思ったり。
まぁね、兎にも角にもコロナが浮かれすぎた時代を沈めたんだなぁ、なんて思った1日でした。
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