『コンプレックス』「第138話 帰省先の少女 (2)」公開しました。
皆様、こんにちは。
下東です。
小説『コンプレックス ~心に傷を抱えた少女の一年間~』
「第138話 帰省先の少女 (2)」を公開いたしました。
https://maho.jp/works/15592351532121628121
――元旦
年末年始、田舎に帰ってきていた太は、仲の良い従妹の詩穂と初詣に来ていた。
そこで出会った詩穂の同級生たち。
彼らは、市会議員の親の威光を利用する雅彦を先頭に、詩穂の身体的特徴(長身、鼻のホクロ)を馬鹿にする言葉を吐き、日頃から詩穂をイジメていたのだった。
「お、おい! 『ジャンボ』! オマエの親、クビにしてやるからな!」
詩穂は太のハンカチをギュッと握りながら、雅彦の脅しに涙をポロポロとこぼし、嗚咽をもらす。
そんな詩穂の肩を抱き、太が口を開いた。
「やれるもんなら、やってみろよ」
小説『コンプレックス ~心に傷を抱えた少女の一年間~』、
ぜひご覧ください。
2024年1月20日
下東
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