『コンプレックス』「第142話 コーラスライン (3)」公開しました。
皆様、こんにちは。
下東です。
小説『コンプレックス ~心に傷を抱えた少女の一年間~』
「第142話 コーラスライン (3)」を公開いたしました。
https://maho.jp/works/15592351532121628121
「げ! 高橋……!」
「薄井先輩、ご無沙汰ですね」
小太郎は、駿たちにこてんぱんにやられたことを思い出し、焦っている。
「な、なんでお前がここに……!」
「薄井先輩と交渉したいと思いましてね」
「交渉だと……?」
「コーラス部の音楽室利用の件です」
その言葉を聞いて、いやらしい笑みを浮かべた小太郎。
「音楽研究部は、コーラス部の味方についたと……」
「どう捉えてもらっても結構ですよ」
「まぁ、いずれにしたって、条件は変えないぜ。音楽室を譲るんだったら、例の件は心のうちに秘めておくし、譲らないんだったら協会へ報告する」
「それって、どうにかならないもんですかね?」
「どうにもならな――」
小太郎は、邪魔な音楽研究部を潰すことを思いつく。
小説『コンプレックス ~心に傷を抱えた少女の一年間~』、
ぜひご覧ください。
2024年1月28日
下東
シェア
コメント
ログインするとコメントが投稿できます
まだコメントがありません