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ゆんた

ゆんた

【移行先↓少しずつ頑張ります。】
https://estar.jp/users/1634115553


萌えよりも恋愛よりもイケメンよりも笑いを優先してしまいすみません。

⦿monogataryモノコン2021 チーム戦TEAMJACKPOT賞にて優秀賞を頂きました。

⦿『ショタ皇帝』魔法のiらんど中華風×復讐コンテストにて佳作を頂きました。

本当にあったBLな話

3次元の世界にもどうしても男にモテる男というのがいるわけで、学生の時に私はその男の子から相談を受けました。


私「・・・男にモテたっていいじゃん。人として好きになられてるってことじゃない?(適当)」

モテ男「違うんだよ。男を狙う男ってさ、皆手が早いんだよ。豪速球なんだよ。」

私「・・・(可哀想な目)」

モテ男「いやいや全力で貞操は守りましたよ??」

私「・・・(疑いの目)」


その男友達は頭も人当たりも良く、華奢で背は低め、可愛い系の顔立ちだと思う。

彼は一人暮らしをしており、よく色んな人が泊まりにきていた。

その中でも彼を襲いそうになった男の先輩が2人、彼に告白をした同級の男が2人いた。

ただここまでは笑い話だったが笑えない事件が起きてしまった。


それは私が彼の家から帰ろうとした時、

玄関の外にお歳暮のような荷物が置いてあった。


私「ねえ、なんか荷物がきてるよ?」

モテ男「・・・それ昨日から置いてあってさあ、誰からかも分かんないから怖くて隣の家の方に寄せて置いといたんだよ・・・。

そしたらまたこっちにきてるの??超怖いんだけど!!」

私「この荷物どうする?捨てとこうか??」

モテ男「・・・いや、下のゴミ置き場にでも置いておくよ。。」


ゴミ置き場にその荷物を置いた彼から次の日メールがきた。


「荷物がなくなってる!!」


ゴミ置き場に置いたんだから誰かが捨てたんでしょ。そう思っていたが・・・

次の日、彼からまたメールが届いた。

「ベランダに干したはずのパンツがなくなってる!!」

なんだそれ。

私は半笑いで何色のパンツか、トランクスかブリーフかを聞いた。




でも次の日、また次の日とパンツがどんどんなくなっていった。

盗まれたパンツはその日で10枚目だった。

バイトから疲れて帰ってきたその日、彼はすぐに眠ってしまった。

しかし夜中、不穏な気配を感じパッと目を開くとそこには、

見知らぬ男が彼の上に跨がっていた。


彼はすぐに飛び起き、携帯を持って外へと逃げた。

彼はあくまで恋愛対象は女、男は断固無理なため、本能で察知しすぐに行動できた。

外へと走るとすぐに警察に電話。

無事ストーカー男は逮捕された。

後日、警察から盗まれたパンツが1枚だけビニールに入れられ戻ってきた。




私「残りの9枚はどこいったのかね。笑」


モテ男「てかこの返された1枚

俺にどうしろと??!!」


ちなみに逮捕された男は彼女にフラれた帰り、自転車で走る彼を見て一目惚れをしたとのことだった。

そう、彼を好きになる男は皆元々男好きというわけではない。

彼と出会うまでは普通に女が恋愛対象だった。

でも彼に出会い、それまでの観念を覆すほど彼のことを好きになってしまうらしい。

つまり彼は正真正銘のモテ男だった。

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