次兄が亡くなった
2020年6月6日(土)
警察から電話があった
いつかこうなると思っていた
一人で部屋のなかで亡くなっていたそうだ
隣の人が異臭に気づいて警察に通報してくれた
もう顔も判らないくらい腐乱していたらしい
いつかこうなると思っていた
長兄はショックを受けているだろう
DNA鑑定が必要なようだ
ここのところ喪服の事を考えていた
いい大人なんだからキチンとした喪服が1着欲しいと思っていたのだ
参ったなぁ
予感とは言えないけど、長兄もわたしもこうなることはわかっていたのだ
近所のかた警察関係の方迷惑を掛けた
今は粛々と送り出す手続きをするしかない
辛すぎることは考えても仕方ないのだ
うちのお仏壇から次兄の供養をしよう
とりあえずわたしに続く先祖は供養できると思っている
墓守りはしないが仏壇守りはする
6月7日(日
一夜明けた
長兄からの電話で目覚めた
マンションの鍵の話と次兄の血液型の話
多分A型ではないかと言うことで落ち着いた
明日、長兄はDNAを採集するために警察に行く
その結果が出てから葬儀社を探したり、部屋を片付けて消毒してくれる業者を探さなければならない
マンションは叔母の持ち物だったのだが、一人暮らしで亡くなったので兄弟で相続した
今は次兄の物になっている
その鍵を持っていないかという長兄の問いかけに、確かにそれらしき鍵はあるがマンションの物かどうか解らないと答えた
半世紀以上前に建てられたマンション
もう建て替えの時期だろうが
どうなるのだろうか
全く解らない
ふっと我に帰ると涙が出そうになる
だが概ね平常心でいられる
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