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れんのちあき

『れんのちあきの詩の小窓』

恋の詩・散文集を公開しています。

座右の銘:転んでもただでは起きない

好きな言葉:希望はあなたを捨てはしない。あなたが希望を捨てたのだ。

best favorite smile:SHINeeのオニュ♡
 

 

page4『ジメジメしてますか』

読者さま、のぞいてくれてありがとうございます。

さて、日本列島で続々と梅雨入りしましたね。
ジメジメした空気に包まれ、心までジメジメしていませんか?

いい事続きであれば、ハッピーな陽気でこの季節も過ごせそうですが、ひとたび憂鬱な事でもあれば、天気同様、一気に湿った重たい気分に包まれてしまいそうです。元気を出そうにも、気分を引き上げてくれる晴天もなく、まるで自分までジメジメに取り込まれたかのように、憂鬱が長引きがちな季節です。

もし、心もジメジメ状態に陥ってしまっても、抜け出す時はやって来ると思いましょう。季節は巡るもの。いつまでも同じではありません。やがて、夏がやってきます。じりじりと照りつける陽射しを肌に感じたら、気分もガラッと変えてくださいね。

先日アップした詩集2「close to you」のなかにも、この気持ちを、夏が来るまでに手放してしまおう、というような作品があります。

恋する気持ちに限らず、悔しかった気持ちや悲しかった気持ち、腹立たしさや理解できないこと・・それらが過ぎた出来事で、相手とはもう別の場所に居るのなら、どんどん手放して、忘れていった方がいいと思います。人生で一番大切なのは、やっぱり”今”だから。

かつて読んだエッセイの中で、勉強のためにたくさんの本を読まなければならない著者が、先生に尋ねたくだりがありました。たくさん読みすぎて、内容を忘れてしまいそうです、という著者の悲痛な訴えに、先生は、こんなように答えたと記憶しています。
気にせずどんどん読みなさい。ほとんどおぼえていなくても、いくつか心に残ったことが、大事なことだから。

私もたくさんの本や記事を、時には必要に駆られて、時には好きで読むので、とても心強く感じ、著者を通して自分に言われたかのような印象的な言葉でした。

そしてこれは読書に関してだけでなく、起こった出来事や気持ち全般にも言えるな、と思います。

嫌なことも嬉しいことも、どんどん消し去っていいんです。全てをおぼえていては重すぎて、先を歩けませんから。
それでも残っている記憶、それはきっとあなたにとって必要なことなんだと、あなたに伝えているのでしょう。おぼえているうちは、大切に残しておけばいいんだと、思います。それが嫌なことでも、忘れようと労力を使わずにあまり考えず、自然にまかせればいいんだと、思います。

ではでは。今回は梅雨の季節に寄せて、呟いてみました。
実はこの頃、少々ジメジメ気分なのです。

夏が来るまでにジメジメ気分を脱したら、また呟きます。
よければ、またのぞいてください。

DATE: 06/06/2014

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