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れんのちあき

『れんのちあきの詩の小窓』

恋の詩・散文集を公開しています。

座右の銘:転んでもただでは起きない

好きな言葉:希望はあなたを捨てはしない。あなたが希望を捨てたのだ。

best favorite smile:SHINeeのオニュ♡
 

 

page7『恋が美しいのは終わるまで』

読者さま、こんにちは。
台風の被害はありませんでしたか。

台風一過の猛暑のなか、書いております。

先月からに渡り、私の胸の中にも、キュン絶(キュン+悶絶)という嵐が吹いていましたが、先日、そのドラマの最終回を見終えました。

最後の2回ほどは、主人公カップルが完全にかたく結ばれてしまっていたので、二番手の役柄である私のトキメキの君の存在感が薄れてしまって、私のトキメキ的には、なんかフツーでした。

回の中盤過ぎたあたりが一番おもしろかったかな。トキメキの君が、主人公ちゃんへの想いをあふれさせ、相手の行動にやきもきしたり、遠まわしに告白してしまってたり(もう気づけよ~鈍感な主人公)、さりげなく守ったり・・
もう何度胸が苦しくなったことか。たくさん繰り返しみちゃったピークの盛り上がり!!

でも二人がしっかり明らかにカップルになってからは、彼の好き好きオーラが鳴りをひそめちゃいます。必要以上に彼女に接することもなくなり、最終回では主人公カップルの男性側に、「あいつのことは、もうおまえに任せた」と試合終了宣言をし、彼女には、とうとう気持ちを伝えることもなく最後になんと「ありがとう」と言っちゃいます。完全に終わらせたのね…彼女は、これまでお世話になってたのは自分の方だから、訳がわからず「?」顔。ええ、あんたは、そうでしょうよ。
その意味がわかってるのは、視聴者だけ、、ううっ実らない初恋だったね><

とても楽しませてもらいました。素敵な演技をありがとう。
斬られた傷の手当てをされながら痛がる演技も、とても上手かった。イイ男は痛がる姿もセクシー♪

さて、そんなこんなで、見終わって数日が経ちますが、そこで思ったことが表題です。
もしトキメキの君が、割り込む隙のないカップルとなった後も、相手の男性を押しのけて彼女を守ろうとしたり、相変わらず彼女のそばをちらついて熱い視線を投げていたら、どうだったろう。きっと、キュン絶度は半減したことでしょう。

ストーリー上、主人公二人が結ばれるのはわかっているし、途中お互いを想う場面はちょこちょこ出てますが、まだガシッと決着がついてないうちは、彼が切ない眼差しを送る場面はキュン絶ものでした。
そこから一転、主人公カップルが成立してからの彼は、潔いあきらめっぷり。前述のようになんか物足りない?ほど。
でもだからこそ、彼は最後までカッコよかったのだと思います。引き際をわきまえるって、他人が「もう引いたら?」と思う前にすることなんですよね、、難しいですが、誰でもできることじゃないから、カッコよく、そして美しい。

逆に云うと、完全に決着が着いて終わったのに、そのあとも引きずるのは、美しくない。見苦しい。
恋が美しいのは終わるまで。
切なさも、終わりの後では、”イタイ”方向へ。

─見苦しいあなたの気持ちも痛いほどわかるけど、できれば潔くあろうとするあなたを応援したい。─

ではでは。よければまたのぞいてください。
熱中症にご注意を!

DATE: 07/12/2014

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