愚図

心と口と行いと生活で


心のどこかで、だなんて予防線を張っても隠しきれない、心のど真ん中で思っていること。
出しっぱなしの脳内麻薬を処方性にするべきでは?と真剣に考えている。
抗い続けていることに意味なんかないし、それでも抗うしかないのだと大人になった私は知っている。
それはある種諦めでしかないのだけれど。


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愚図愚図するしか能がないなどと言い訳をする。
今なにをしているのか態々報告してしまうのは、結局のところあのひとがなにをしていてなにを考えていてなにを思っているのか、知りたがっているからだ。
会わないことに重きを置いているのかなと考えて、やめる。
そんなことでさえないのだろうと結論づける。
あのひとの匂いを身に纏いたくて、当ててごらんと言うあのひとの、意地悪と期待。
私はきちんと出来ているだろうか。
あのひとの求めている私でいられているのだろうか。
どうしたらいい?


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目が閉じてくる午前一時。
君と抱き合うことの幸福はもうどこにもいなくなってしまって、途方に暮れる。

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