最近わからない程度に食品の値段が上がっている。いつも買い物に行くと値札は見てはいる。いざ買う時に値段を見ると
なんだか値段が少し上がっているような?
と思うことが、最近より多くなってきた。微妙に値段が上がっている。その為いつもよりも食品を買う数を減らすことが、前より多くなってきた。値段と量から計算にして、なるべく安くて多いものにしている。また後回しにして、今回は買わないというようにすることもある。出来る限り日保ちする食品を買うようにしているのである。
さて、お米は以前は10キロ袋で買っていた。しかし、今では完全に姿が消えてしまい、5キロ袋である。これだと月2回は買わなくてはいけなくなる。
値が下がるとか政府は言ってはいるが、なかなか下がらず。備蓄米を市場に出すことになったが、店に出ても果たして安くなるのだろうか?この世に及んでまだお米を出さない業者や米問屋がいるから、市場になかなか出回らずにいる。そろそろ買い溜めして出し渋りしている業者などは、今出さないと値が安くなり損をしてしまうかと思う。いつ出すかを考えて利益が多い時に放出して儲けようとしているのであろう。
初めは3月頃には出回り安くなると言ってはいたが、なんかさぁ、4月とか5月になるようなことが言われている。適正価格になるのか?あまり安くならないみたいな話が出ていたりする。
備蓄米を出した分は今年の新米の一部が備蓄米として市場には少なく出回るかもしれない。だからというわけではないが、まだ田植えしてない今から出来てもないお米を買っている。先物買いという形で買い占めるのだろうね。豊作ならばよいが、不作だと市場に出回る量が減り、値が釣り上がるだろう。そうなると出し渋りが起きて、米価が上がる。
昔に減反政策を実行したが、やりすぎたのではなかろうか?備蓄米の分などことを計算に入れてなかったのではなかろうか?それにお米の流通ルートが一本道でなくなったからね。溜め込んだり出し渋りしないように政府は何らかの手を今から打たないといけないと思う。
米がなければ小麦を食べろって、言い出しそうな気もする。百歩譲ったとしても、国内産の小麦ならまだいいが、輸入に頼ることになるだろう。ただでさえ日本の自給率は少ないのである。輸入に頼っているのが現状である。
スーパーなどで食料品を見てみると、この社会経済がわかってくるのである。また農業状態もね。
一旦値段が上がると、ほとんどはなかなか下がらないからね。需要と供給のバランスの中で物の値段は決まるのである。
見てくれなどが悪くても味が変わらないならば、農作物は市場に出して売るべきだと思う。どうせ捨てられるものであるならば、安くても売り買ってもらえば多少儲けが出るだろう。箱に入らないとか、不格好とか長さや重さが合わないなどで、せっかく作りあげたのに、そんな理由で売らずに出さずに棄てるなんてね。これこそ食品ロスではないかな?