弄月鬼、一章・第六話
美月の兄である怜月が、初お目見えしました。
第四話の最後で天霧さんが風間さんに目配せしていたのは、怜月の来訪を予見して対策を講じるという意味合いだったのですが⋯⋯
まさか長である怜月があんな調子で乗り込んでくるとは、考えもしなかったでしょう。
怜月はかなり、ふざけた男でしたね。美月とは真逆と言っていいほど性質が異なり、冗談とも本気ともつかない言動は道化じみて映る事もあるかと思いますが、知れば知るほど深みにはまる__そんな男として書ければと考えています。
本編だけではなく番外録にも登場する予定なので、ひっそり注目していただけたら嬉しいです。
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