Dahlia Noir『香りのない恋』
昨日完結致しました!
読んでくださった皆様、ありがとうございます。
Dahlia Noirとはフランス語です。和訳にすると黒ダリア、英語にするとBlack dahlia(ブラック・ダリア)です。
このお話、『黒雪中花』の逆Versionです。(これ以上言うとネタバレになってしまうので、ここまでとさせていただきますが)
元々『黒雪中花』は(今でも他サイトさまでは)『Narcisse Noir』とタイトルが追加してありました。
Noirとは『黒』と言う意味。
今回はダリアでしたが、黒雪中花では水仙。
二つの『黒』の花はどこか妖しげで、けれど私にとっては美しくもあります。
今回『ワケありの男』のコンテストが開催される際、8,000文字~10,000文字と言う規定に大変悩みました。
何せ短編が大の苦手な魅洛なので。
一度、違う話で書こうと思ったのですが、どうしても10,000文字に収まらず…一度は断念したものの、
ある日ふっと湧いてきたのがこのお話です。
仕事終わり、夜中までかかって一日で仕上げました。
恐らく読者様がお望みな『ワケありの男』の内容とは程遠いものだと思いますが、
捻くれ者の私にとって、登場人物”甲賀さん”は色んな意味で『ワケあり』であり、そして主人公も『ワケあり』で、出来上がりには満足しています。
16Pと言う短い作品ですが、読んでくださると嬉しいです。
今回コンテストにエントリー致しましたが、結果がどうであれ、私は大満足の作品ですので、書き上げたことに、意味深なラストに一切の後悔はありません。
以上、裏話&あとがきでした。
長くて申し訳ございませんが、これを踏まえて皆様には一度読んでいただきたいと思います。
それではまた。
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