葵 龍

みなさんは「星座」という言葉に、まずどんな星を想い浮かべられるであろうか。夏の宵、水平線をめがけて滝のように流れ下る天の川にひたったさそり座の大きなS字形を、あるいはいてつく寒夜にオーバーのえりをたててながめるオリオン座の三つ星を想い出されるだろうか。それともただなんとなく美しいなと思ってながめた星空の印象ぐらいしかおもちにならないだろうか。ひとり夜道をいそぐときも、異郷にあって夜空をあおぐ時も…

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