はじめに ここで描かれる世界は、闇の中を彷徨い続けた痛みからの、自己救済、再生への旅になると思う。行方は全く分からないし、完結しないかもしれない。貴方を傷つけてしまうかもしれないし、打ちのめしてしまうかもしれない。ただ、ひょっとしたら誰にでも、起こり得る出来事なのかもしれない。その時に貴方が怯えてしまわないように。ひとりぼっちの貴方が、どうか大切な誰かの事を想い出せるように。…もっと見る