私の通う高校にいる司書さんは世界一カッコいい。そんな彼を振り向かせるために、今日も私は貴方に逢いに行く。






クラスにいるどんな爽やか男子も、

スポーツが出来る男子も、

私の大好きな彼には敵いっこしない。




「芹くん!今日も会いに来たよ」

「また貴方ですか、仕事の邪魔です」




「芹くん、私と結婚しよう?」

「俺は独身主義なので他を当たって下さい」




どんなに冷たくあしらわれても、諦められない。




もさっとした前髪に、黒縁のメガネ。

猫背と履きつぶされた靴。

パッと見ではカッコいい要素が見当たらない。




だけれど私は知っている

メガネの奥に隠された綺麗な瞳

実は身長が高くて細身だけど筋肉質な体

話す声は耳にするりと入ってくる低音

冷たく突き放すくせに実は優しいところ





そんな彼を知ってしまったら、

好きになる以外の選択肢はないでしょう?




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