白猫の尻尾を掴め

作者泡沫

「猫の急所は尻尾なんだって。」そう言って微笑みながら彼女は白猫の頭を優しく撫でた。

白猫は今日も嗤う。




飛んでくる拳をヒラリヒラリと交わしながら。






周りに動く人間が居なくなれば

「これも仕事なの。ごめんね。」





そう言って彼女はまた暗闇に姿を消した。