毒殺される悪役令嬢ですが、死にたくないのでデトックスがんばります!

作者糸四季

侯爵令嬢オリヴィアは、聖女を毒殺しようとした冤罪で幽閉される。そこで食事に毒を盛られ、神を恨みながら死んだ。だが同情した神に時を三年前に巻き戻され、前世(日本の美容部員)の知識と毒スキルを与えられ、二度目の令嬢人生を送ることになる。「毒で死にたくないとは言ったけど、そういうこと(毒スキル付与)じゃ…


物語全体のあらすじ




 侯爵令嬢オリヴィアは、王太子の婚約者でありながら、国の宝である聖女を毒殺しようとした罪(冤罪)で幽閉される。そこで食事に毒を盛られ、神を恨みながら死んだ。

 だが同情した創造神に時を三年前に巻き戻され、前世(日本の美容部員)の知識と毒スキルを与えられ、二度目の令嬢人生を送ることになる。


「毒で死にたくないとは言ったけど、そういうこと(毒スキル付与)じゃなーい!」


 この世界が前世でプレイしたゲームと酷似していることに気づいたオリヴィア。スキルにより昔から毒を盛られていたことを知り、前世の知識とスキルを駆使し、美容部員時代にハマったデトックスで健康と美肌を取り戻しつつ、毒殺される運命の回避を決意する。


 亡き前王妃の子である王太子が毒殺される事件を思い出したオリヴィアは、王太子の代わりに毒を飲み倒れる。

 スキルのおかげで一命をとりとめ回復したオリヴィア。聖女にちがいないと、非公式ではあるが王太子の婚約者にされてしまう。


 巻き戻り前は第二王子の婚約者で、今度は第一王子の婚約者?

 シナリオを大きく変える予定だったのに、これじゃあまり変わってなくない??


 自分の選択を後悔した矢先、回復し王城から帰る途中襲撃に遭う。助けてくれたのは創造神の遣わした狼の神獣で、これからオリヴィアを手助けしてくれるという。


 王太子の協力により、オリヴィアは静養のため領地に戻ったと偽り、王太子宮で侍女として過ごすことに。

「僕の命をかけて君を守ろう」

「命をかけられても困ります」

 身を隠しつつ、日々王妃による毒殺の危機にさらされる王太子をスキルで守る生活。シナリオの中で死ぬ運命の二人に強い絆が芽生える。


 飲食、断食、運動、入浴などのデトックス、活性炭やキレート剤など毒治療の研究などを続け、三年後。

 オリヴィアは侍女から令嬢へと戻り、正式な王太子の婚約者として発表され、王太子とともに王立学院に入学。


「死んでもゲームの主要人物には近寄らない!」


 だが入学早々本物の聖女になつかれ、第二王子に目をつけられてしまう。


 王太子を救った聖女として知れ渡っていたオリヴィアだが、本物の聖女が光の女神を召喚したことで、偽物だったのかと周囲の態度が一変。王太子はオリヴィアをかばうが、覚悟していたオリヴィアは王太子と距離を置く。

 

 聖女が二人の仲を心配し声をかけてくるが突き放してしまった。

 直後聖女毒殺未遂事件が起き、オリヴィアは再び冤罪で前回の人生と同じ塔に幽閉されてしまうが——。