御坊 夜伽草子 (おんぼう よとぎそうし) 巻一・巻二

作者虎山人

千年も生死を繰り返した居候の修験僧が、女子大生に語る千夜一夜物語。
わたし(栞=しおり、女子大生)の家に、一人の三十代の修験僧が居候している。家族の誰も、彼の素性や本名、なぜ家にいるのかを知らない。しかも、まるで家族同然のように接している。わたしは御坊(おんぼう)さんと呼んでる。彼によれば九十九回…