怖いもの知らずの戦闘系最強女子と、厭戦家の中年武人の戦場恋物語。

この作品は「戦神の姫君、蒼天を欲す」をシナリオ化したものです。
https://maho.jp/works/15591074771452929949

物語全体のあらすじ


 舞台は魏晋南北朝時代の中国風のファンタジー世界。ジャンルは戦記物要素有の冒険物。


 采国の皇帝の長女である李春藍は、父親の親友であり血のつながらない伯父でもある薛霄文将軍に憧れていた。武人である霄文に憧れるあまり、春藍は一国の姫としては規格外の戦闘能力を身につけてしまい、「戦神の姫君」として恐れられていた。


 男勝りな春藍の嫁入り先に悩んだ父・雄冬は、霄文に後妻として春藍を娶らせる。憧れの伯父との結婚に春藍ははしゃぐが、霄文は年の離れた新妻に後ろめたさを感じていた。二人の想いは擦れ違い、結婚生活はうまくいかない。


 夫婦らしい関係を築けないまま、ある日霄文に西域への遠征の命令が下される。春藍は自分も出征したいと願い出るが、霄文に却下される。しかし春藍があきらめることはなかった。護衛官の陶慶峻と共に出奔した春藍は、霄文のいる戦場へと旅に出る。


 旅の途中で春藍は敵国・呂国に虐げられている、弱小部族のハルグート族に出会う。慶峻と共にハルグート族の信頼を得た春藍は、彼らを仲間にして霄文の前に馳せ参じる。


 勝手に戦場にやって来た春藍を、霄文は歓迎しなかった。春藍は自分は実は霄文に嫌われているのではないかと悩む。それでも春藍は戦い、采国軍を勝利に導く。


 戦場における春藍の人間離れした強さに、霄文はいつか春藍がその度を超えた力によって身を滅ぼすのではないかと、不安視する。

 春藍を戦に関わらせないため、武人である自分は離れた方がいいと判断した霄文は、春藍に対して一歩引いた態度をとる。


 霄文に距離を置かれる中で、戦争の最高責任者としての重圧に霄文が苦しんでいることを知る春藍。春藍はその弱さや脆さごと、霄文を愛する決意をする。霄文はその激しい想いに絆され、春藍を遠ざけることをあきらめる。


 春藍は、霄文のために戦のない世の中を手に入れることを誓い、霄文と共に乱世を生き抜く覚悟を決めるのであった。




この作品は「戦神の姫君、蒼天を欲す」をシナリオ化したものです。

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