フライア・ヴェッセルは過労死寸前だった。ヴェッセル王国の王妃として民を導き、人を従えてきたものの、旦那とその寵妃により王宮では孤立気味。しかも、仕事三昧の日々だった。そんな日々に嫌気がさしていた時、フロイデン王国の公爵様、ブラッド・ルーベンスと出逢う。ブラッドはフライアのことを気に入ったらしく…もっと見る
「愛されたい、幸せになりたい。私はそう思ってはいけないのですか?」