第3ボタンと鳴らないラジオ

作者大橋 あおい

小学校の頃、近所のお兄さんが居る応援団に所属した。初めは軽い気持ちで何となく入った。毎日を平凡に過ごしていたどんくさい女の子。体も弱くていつも皆よりワンテンポ遅れる感じだし。でも運動会の練習は愉しくて、何だかキラキラしてた。そのうち、お兄さんは卒業した。そして忘れた頃に、中学で再会した。お兄さんは…

元々、応援団長だったね、先輩。

私はどんくさい部員。


ほんとは前から知り合いだったから、

先輩のこと、知ってたよ。


今となっては、先輩が居るから入ったのか

応援団みたいに何かカッコいいことしたかったのか…


まぁ、すべては先輩と過ごした数年間が


ワタシにとって最大の安定期