ブスで運動音痴でコミュ障で友達も居ない。




特技は勉強だけの嫌われ者は、その唯一の特技すら頑張れば誰でも出来る何も無い空っぽの人間。




変わりたい、変わりたい、変わりたい。




太った体も、荒れてボロボロの肌も、癖毛でパサパサの髪も、重たい一重瞼も、団子のように付けられた鼻も。




全部壊れれば良い。




ぐちゃぐちゃになって崩れ去れば良い。




元の私なんて消えて無くなる程に。






「死ねブスッッッ!!!!」


ドンッッ!!





痛い、熱い、痛い…




ただでさえ重い瞼が落ちていく。




落ちて塞がって真っ暗で




目の前から光が消えた時、






「一つだけ、お前の願い叶えてやるよ」






私は最後に灯りを見た。