「あの夏」のすべて。

作者よこポーク

高校の夏休み。
親から逃げるように伊豆で住み込みで働くことになった『僕』の前に現れたのは、
運動部のカリスマ主将のような派遣社員・晃。
まるで陰鬱な僕の欠点を浮き彫りにするかのような眩しさに、最初は彼を怖いと思っていたが、
尊敬と憧れの眼差しの中で恋心に気付いてしまう……。

自分にとって当たり前なことは

他の人にとっても当たり前だと

考えてしまうことがあります。


(中略)


今から子どもの育て方を変えれば

50年後 100年後には

そんな男らしさを証明してみせる

必要はなくなるのです。


でも 一番悪いのは

男は強くあれと

思わせていることです。


それは男性の自我を

非常に脆いものにします 。

「強い男」になるしかないと

思えば思うほど

自我が弱くなってしまうのです。



ーチママンダ・ンゴズィ・アディーチェ

「男も女もみんなフェミニストでなきゃ」より