お手本だけをなぞって、その五線譜からははみ出せない。「先生の目は、まるで星空みたいね」
私の背中を押してくれた人。
いつも真っ直ぐ私と向き合ってくれた人。
「遅いよ、馬鹿」
その人のことを、私はもっと知りたかった。
―――放課後、先生と2人だけの秘密。
タイトルは月瀬奏夜様から頂きました。
ありがとうございました!