西暦24xx年。地球人は第二の太陽系に到達し、地球外人類との共存を開始していた。

18歳の男子高生「由雲剛輝」は、ひょんなことから小型宇宙船をゲットする。
バイト仲間の幼馴染「樹里野 伊央」と共に、衰退した地球から第二の太陽系に旅立つことを決意する。

だがそこでは、先住民の環境破壊に呼応し凶悪…

物型全体のあらすじ


 西暦24XX年。地球人は第二の太陽系へ到達し、地球外人類との共存を開始していた。資源枯渇と環境汚染で衰退の一途を辿っていた地球から、約10億人の人類が第二の太陽系へ移住を果たしたのだ──。


 地球在住の由雲 剛輝ユクモ ゴウキは、高校の帰り道で腕相撲に勝った学友に宝クジを1枚奢ってもらう。数週間後、店頭での当選結果は落選。外れたクジをバイト先のゴミ箱に捨てたところ、その縁に引っかかってしまう。

 抜け目なく再確認したバイト仲間の樹里野 伊央キリノ イオにより1億円の当選が発覚する。


 伊央の手引きで中古宇宙船のオークション会場へ連れていかれた剛輝は、まんまと3000万円の小型宇宙船“キングフィッシャー”を落札させられる。


 年老いた母とも話し合い、亡き父の故郷である第二の太陽系へ旅立つことを決意する。第二の太陽系へは定期船などもなく、民間人が往来するには宇宙船を所有する他なかったのだ。冒険心溢れる伊央も同行する事となった。

 

 だが懸念もあった。人間に対する強い敵意と高い知性を持つ“敵性動物”と呼ばれる野生動物が猛威を振るっていたのだ。にもかかわらず、第二の太陽系の先住民は、動物に対する重火器の使用を頑なに禁じていた。


 そこで“セーフティレーザー”と呼ばれる斬れないレーザーソードが護身用に用いられていた。この武器を携えて敵性動物を狩る“アニマルハンター”という職種に憧れた剛輝は、紆余曲折を経てハンターになることに成功する。


 敵性動物出現の原因が、先住民の環境破壊に憤った動物の進化だと知り、剛輝の心中には複雑な感情が芽生える。だが使命感と闘争本能で様々な任務をこなし、人間的にも大きく成長を遂げていく。


 高校時代は身長170㎝ほどの小柄な体躯の剛輝だったが、20代半ばには190㎝弱まで急成長する。原因は父方の血だった。剛輝の父クユモフは第二の太陽系の惑星の一つ、グリムパゼラン星の先住民だったのだ。

 この星は恐竜と人間が共存しており、激しい生存競争の末人間側が巨体に進化していた。地球人にはしばしば“巨人族”と揶揄されていた。


 さらに10年後、30代後半の剛輝は体重約100kgの巨漢の戦士へと成長する。強靭なフィジカルで敵性動物を駆逐する、有名なアニマルハンターとなっていた。


 本作は凶悪な敵性動物や他星人との戦いを経て、心身ともに大きく成長を遂げる剛輝が宇宙を駆け巡る物語である。