身長190.2センチの大型セッター、黒井翔生(16)のいる高校は北海道帯広市にある白熊高校。今年優勝候補の高校だった。だが、インターハイ準決勝で自分より30センチも小さい高校一年生のセッターのいるチームに負けてしまう。そして春高でリベンジを果たすため、更に高見を目指す、青春物語。
青い空に射し込む太陽の陽射しは、
ボールを上げたときに見る、
コートのライトによく似ている。
蝉の鳴き声は、コートから
沸き上がる歓声によく似ている。
どれも似ているモノがあるのに、
お前だけは何にも例えられない。
ただ、倒したい。