ある日、翠月の元に王宮からの使いが寄越される。
輿に乗り王宮へ行った翠月は、星読みである月読に、「世子の許嫁になれ」と告げられる。しかしその実、世子に好かれる必要はないという。

月読の元で王宮のしきたりを学んだ翠月は、世子――秋月の元へと送られる。
秋月は世子の座を嫌悪しており、王宮外の屋敷でひ…