マトリックズ:ルピシエ市警察署魔薬取締班のくず

作者衣更月 浅葱

人に悪魔の力を授ける魔薬。
それらに対抗するべく設立された魔薬取締班もまた、この薬物を使用した"服用者"であった。

新人刑事のエマが配属された魔薬取締班、
それは問題児の"くず達"が所属する部隊。

*



その日、雲を掴んだ様な心持ちであると署長は述べた。

ルピシエ市警察はその会見でとうとう、"魔薬"の存在を認めたのだ。

魔薬物、それは未知の科学が使われた不思議な薬。

不可能を可能とする魔法の薬。


服用するだけで超人的パワーを授けるこの悪魔の薬、この薬が使われた犯罪のむごさは、人の想像を遥かに超えていた。


この事態に終止符を打つべく、警察は秩序を守る為に新たな対特殊薬物の組織を新設する事を決定する。

それが魔薬取締班。

通称、『マトリ』である。