愛は、最上級の身勝手だ。途中になっている刺青を指摘したら「夏希以外の前で裸になんないから、いいよ」と彼は笑った。「ありがとう、ごめんな」彼無しでは語れない、私の最低で最高な人生。

Tiny landscape

「そんなに行儀いいのかよ」

 琢磨は永遠に、私の心を最初に握った頃のまま、むやみなほどに輝いていて、いつもそこにいる。誰よりも早く駆け抜けているようで、本当は一歩も動いていなくて、止まっている。