シーグラス・センチメートル

作者アヤメリナ

彼は彼女を憎んでいた。出逢いも偶然ではなかった。
全ては彼の大切なものを彼女が奪ったときからはじまっていたーー。

桜東風の吹く海辺の田舎町で、ただのガラス玉が宝石みたく宝物になるまでの物語。


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 冴枝さえは田舎町の診療所で働きながら、浜辺で宝物を探す日々を送っていた。


 ある日、変な男・櫂二かいじに声を掛けられ、ひょんなことから怪我の手当てをしてやることに。


 矢鱈と馴れ馴れしい櫂二は最初から自分勝手で、冴枝は意志薄弱。流されるままに日々は一変し、忙しないものになっていった。


 押しの強い櫂二に絆されあくまでお試し期間の恋人となるが、冴枝はある罪悪感から櫂二に惹かれつつある自分を許すことができなかった。


 けれどそれらは全て、櫂二の計画だったーー。



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 海から少し離れて、診療所の前を通り、古いアパートを超えて、まっすぐマンションまで続く帰り道。


 季節は巡る、何度だって。桜東風の吹く春が来る。



続編↓

https://maho.jp/works/15591074771453375974