- 最終更新日
- 2020/09/25
- 作品公開日
- 2020/08/22
- ページ数
- 完結 173ページ
- 文字数
- 166,028文字
シェア
作品スタンプ
- 16
- 5
- 3
- 2
- 2
作品コメント
ログインすると作品コメントが投稿できます
- 七瀬 月
えまさん、こちらでは初めましてですかね、、、野々原です。(えまちゃんのお話を読むと背筋が伸びるので、敬語で書いてます、違和感があったらごめんね涙) 遅れましたが完読致しました。執筆本当にお疲れ様でした。 正直なところ、まだこの物語のすべてを飲み込めはいないと思っていて、簡単に言葉を紡ぐのはどうかと悩んだのですが、どうしても、心を打たれたこと、わたしがあなたの描く世界や文章をとてもすきだと思うこと、アオヤマエイについての見解は、伝えるべきだと思ったので、ここに記しています。 アオヤマエイのこと。アオヤマエイ視点から描かれる描写は一度もなく、あくまで周りから、あくまで他人の視点から、様々な感情を持って持たれて、アオヤマエイという人物がわたしの中で形成されていきました。そういう物語の構成に、まず、とても惹かれました。 4つの物語のなかで、アオヤマエイという人物は、かなり違った表情をしていたような気がします。誰かにとっては憧れで、誰かにとっては恐怖の対象で、誰かにとっては恋人で、よわさも、つよさも、みにくさも、きれいさも、誰かの目線から語られるアオヤマエイのことは、他人のようで、どこか近い存在のような気がしました。 そして、アオヤマエイの周りの人物たちは、どこか自分に重なる部分がありました。身近に潜んでいるうつくしいものから、ひどく醜い感情から、無意識な悪意、読んでいて心を痛める場面も多々あった。けれどそれは嫌な痛みではなかったです。 えまさん、あなたが選ぶ言葉が、紡ぐ文章が、わたしはほんとうに、涙がでるくらいすきです。そこから生まれる物語を読めていること、そこから生まれる人物たちに少しでも触れられていること、とても幸せだとおもっています。 読んだ人ごとに、きっといろんな解釈や見解があるとおもいますが、わたしはアオヤマエイのことを、やさしいひとだとおもいました。聡明で、少し頑固で、やさしいひとだとおもいました。 自分にはこれしかないと思ったことを諦めることも、許されないことで守られていることも、神さまを失うことも、愛は無償じゃなく、だからこそ責任があることも、読んでいて受け取ったメッセージひとつひとつ、大切にしたいです。 本当に長々すみません。感想を書くのが下手で、きっと1/10も伝わっていないですが、それでもやっぱり、書いてくださって、読ませてくださって、本当にありがとうございますと言いたかったんです。 宝物がひとつ増えました。大好きな物語です。
- みちょ
人って良くも悪くも周りの環境や状況によって変わってしまうものだよなと改めて感じました。逆に自分が周りに影響を与えている場合もある。悪意のない世界で生きていきたいのに、そんなの無理で…難しいなあ。とてもリアリティのある作品で、引き込まれました。 それと、名前の使い方が秀逸でした!
- ちぃ
続きが気になります!