弁護士を目指す18歳女子とアル中で裸族でニート気質な青年のミステリー風味なコメディです。

この作品は「見習い弁護士と半裸師匠」をシナリオ化したものです。
https://maho.jp/works/15591074771452861327

物語全体のあらすじ


 舞台は19世紀末のウィーン風のファンタジー都市。ジャンルは同居もの。


 弁護士を目指す少女・リーフェは、研修生としてとある法律事務所に住み込むことになる。だがそこで出会った指導官ハヴェルはアル中で裸族の変人であった。完全な社会不適合者、しかし超絶美形で金持ちなハヴェルに翻弄されつつ、リーフェは研修生として初めての裁判の準備に励む。


 リーフェがその裁判で弁護するのは、義理の父親を殺した少女・カリナである。一見するとその事件は、家族に暴力を振るう酒浸りの男・ヤーヒムを義理の娘であるカリナが殺したという単純な話に見える。だが、ヤーヒムの実子でカリナの幼い義妹であるサシャの様子からすると、他に何か事情があるようであった。リーフェは真実を知るために捜査を続ける。しかしカリナは、余計なことをしないでほしいとリーフェを拒絶する。カリナを救おうとすればするほどカリナに嫌われるという現実に悩むリーフェ。


 さらにリーフェはある時、ハヴェルが自堕落な人間となった原因である過去の事件について知る。ハヴェルは残酷な形で親友を失ったことで、正義や真実というものを信じなくなったのであった。


 ハヴェルはリーフェに、真実を知られることが被告人にとって苦痛であるならば、例えその結果被告人が有罪になろうとも真相を暴くべきではないのでは、と説く。

 しかしそれでもリーフェは自分の正しさを信じて、カリナの事件の真相を追い求める。そしてとうとうヤーヒムを殺したのはカリナではなく、サシャであったことを突き止める。カリナは幼い義妹が実父殺しという重い罪で裁かれるのを恐れて、自分が犯人であると偽ったのだ。


 カリナはリーフェに裁判で真実を公表しないことを求めるが、リーフェは逆らいサシャの罪を明らかにする。リーフェは、姉が自分のために無実の罪で裁かれたと理解したとき、サシャが傷つくのではないかと考えたのだ。そして裁判はカリナの無罪で終わり、サシャは施設に送られることになった。カリナは最終的にはリーフェの考えを理解し、受け入れた。


 裁判を見たハヴェルはリーフェを一人の弁護士としてある程度は認めるものの、自分とは遠い存在として遠ざけようとする。だがリーフェはハヴェルをあえて師として選び続け、二人の同居生活は続く。




この作品は「見習い弁護士と半裸師匠」をシナリオ化したものです。

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