あの日の空を笑って

作者

母親から虐待を受ける高校一年生の紗凪(さな)

学校から家に帰ると、母親の姿はなかった。

"私を置いて、どこに行ったの?"

その日、紗凪の人格は飲み込まれた。
自分を守るために。

そんな時出会った、2つ年上の高校生・圭介。

親が精神科医である彼自身も、精神科医を目指していた。

紗凪の境遇…


あの日の空を笑い飛ばすことができたなら、


きっと私は強くなれる。



質問です。



私はこれからも、

生きていくことができるでしょうか?




誰か、答えてください。


誰か、教えてください。




私の心が壊れたあの日の空を、誰か一緒に、笑ってください。






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「助けて」って


何度も叫んだ



その声に


気付いてくれた人がいた



それだけで幸せなんだってこと


気付かされた




闇 も 嘘 も 悲しみ もすべて

光 と 愛 と 喜び に………



君とならきっと、

もう一度夢を見れる。