ダークエルフの少女、エミリア・ルイジアナは死霊術を駆使する魔族の戦士。
 彼女は魔族最強の術士となり、人類の横暴と『帝国』に抵抗していたが、戦争のさなか───勇者と激突し、敗北した。
 だが、殺されることもなく、エミリアの身体を欲した勇者によって、『魅了』の支配を受けて愛人にされてしまう。
 し…

物語全体のあらすじ


主人公エミリ・ルイジアナはダークエルフ族の巫女だった。

特殊な能力をもつ彼女は死霊と会話することができた。

その能力を十全に活かすため、彼女の両親はエミリアに『アンデッド』の死霊術の呪印を施す。

やがて死霊術を使いこなすようになったエミリアは、勃発した人類と魔族との戦いの最前線に身を投じることになる。


数に勝る人類は魔族を追い詰めていき、ついには主力を撃破。

そして殲滅戦のていを要するようになる。


そもそもが資源を欲した人類側の仕掛けた戦争ではあったが差別意識からくる殲滅戦はすさまじく残虐であり、魔族は滅びの危機に瀕する。


一方死霊術を駆使して戦うエミリアは鬼神の如き活躍で人類に恐れられるまでに。

そして、エミリアに対抗するため人類側が召喚したのは異世界より降臨した『勇者』だった。


無敵の強さを誇る勇者の前にエミリアは敗北し、ついには虜囚となる。

彼女の美貌に目を奪われた勇者は魔族の助命を条件にエミリアを愛人にする。


しかし、魔族が追い詰められ、最後の拠点が陥落したその日、勇者エミリアをあっさりと捨てる。

大勢の兵士の玩具にされたエミリアは、積み上げられる同胞の死体の山の上で慟哭する。


辛うじて生きていた彼女は復讐を決意するも、頼みの綱の死霊術は拷問の末にボロボロになり使い物にならなくなっていた。

『アンデッド』の呪印は『ア#$%&』と成り果て、死霊は二度と呼びだせない……。


だが、ボロ雑巾のようになり果てた彼女の最期の叫びに答えるものがいた。


人類の横暴と同胞の全滅を期に、最後の魔族、エミリアの戦いが始まる。

『ア#$%&』と共に───。



この作品は「スキルで「魅了」され、弄ばれて捨てられたダークエルフの少女は、『世界最強』の存在を味方につけて反撃する」をシナリオ化したものです。

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