ねむり
なんでもない様に振舞っていても、内面では色んなことで悩んでいる。
男女関係なく、その悩みに気づいたら手を差し伸べることが重要だと気づかせてくれました。
“隣にいてくれるだけで、世界が光を取り戻す”と言えるような友達がいるって素敵なことだと思います。
家族や友達のために行動する優しい湊が、病気で体を蝕まれていくのは心が痛みます。ふたりが過去に出会い、そして再会出来たのは奇跡で、お互いがお互いの存在に救われている。
それぞれの想いがクロスした、切なくて純愛。素直で真っ直ぐな湊と、優しい葵翔がずっと幸せでいてくれることを願わずにはいられない。
美寿子さんの手紙の言葉が印象的でした。『後ろを向く必要はない』という言葉は私も胸に刻んでおきたい言葉です。
『夏空切符~奇跡を呼ぶ魔法のひとかけら~』を拝読したときにも感じましたが、表現や言い回しが綺麗でまるで湊達の恋愛を傍で見守っているかのような感覚になりました。
まとまってない感想で申し訳ないです。必ず一読して欲しい作品です。
この物語に巡り会えてよかった。
もし続編があるのなら、ぜひ読みたいと思います。ありがとうございました。