シンデレラ≠シンデレラ

作者yn

夢を見ることを忘れた私のもとに届いた手紙は最高の一人を決めるコンテストの招待状だった。



《あらすじ》



古くから続く街の中心で数年に一度大きなコンテストが開かれる。たった一人『ハンナ』と呼ばれる誰からも愛される女の子を決めるためのコンテスト。その一人になるために何度も少女たちはステージにあがる。



その街の片隅でサラは亡くなった母親がやっていたパン屋を営んでいた。小さなパン屋だが近所の人からも愛されていて平和な毎日。何一つ変わることのない平凡な日常。そんなある日、高級感が溢れる一通の手紙がサラのもとに届く。しかしサラは『推薦状』と書かれた手紙を悪戯だと思い燃やしてしまう。



そんな中、リリと名乗る女性がサラの前に現れる。彼女はサラが『ハンナ』を決めるコンテストの予選に推薦されたと伝えた。今まで届いていた手紙は全てそのことに関するモノでサラの返事を聞くために訪ねてきた。サラは自分がモデルになれるわけがないと反発したがリリの強引さに負け街の中心部へ行くことになった。



パン屋をしながらリリにモデルになるために鍛えられる毎日。逃げ腰の彼女にライバルやヘアメイクをする青年はキツい言葉を浴びせる。それでも自分が変わるかもしれない、と少しずつ努力する中で名も知らない一人の青年と出会う。青年は悩むサラに何度もアドバイスをして助けていく。