君がいくら浮気しようとも離れられない。
それだけ君は魅力的だよ。

ちょっと辛いけどね。

でも君はもっと辛かった。
君の過去を知ってから俺は君を守りたいって。

それだけなんだ。


これは不器用な俺と綿毛のように今にも飛んでいきそうな彼女の
ちぐはぐ恋愛ストーリー。

俺の彼女は浮気癖がある。

もちろん俺は直してほしいし、何回もやめてくれって懇願こんがんした。


でもどうやら無駄なようだ。


彼女には自覚症状がない。

浮気してるっていう感覚に欠けている。


「そんなに辛いなら手放せよ。」

って友達は言う。


「おう。もういらねえや。」

って俺は言う。


なのに彼女が視界に入った途端、その決心は雲散霧消うんさんむしょう

遠い空の向こうに消えていく。


悔しいけれど、今日も結局愛してしまうんだ。


浮気性の君を。