海の藻屑になるには、まだ早い

作者岡田朔

クラゲしかいない海辺の小さな加住水族館は、老朽化による入場客減少で夏一杯での閉鎖に追い込まれていた。

パリから夏の間だけ戻ってきた副館長の息子・怜音は、幼い頃から水族館に通い続ける少女・海月と共に、もう一度水族館の再生を願い奮闘するが……。

恋も僕らも揺蕩うだけじゃもう終われない。大人たちも巻…



いつかまた思い出すんだろう。




あの夏、水族館で過ごした日々を。




終わらないでと願ったあの時間を。





海の藻屑になるには、まだ早い


Illustrator ミズターイトウ様



加住怜音《かすみれおん》

フランス人の母と日本人の父を持つ高校三年生。

パリから一時帰郷中。加住水族館副館長の息子。


相馬海月《そうまみづき》

くらげちゃん、クラゲガールと呼ばれるクラゲが大好きな高校一年生。

幼い頃から加住水族館に通い続けている。








2020/9/13 start