フリーター、アニメを作る。

作者木遥

職業:役者を目指して青春時代を駆け抜けてきたが、オーディションに落ち続けて挫折を繰り返していた私。
フリーター生活も五年経ち、やっとの思いで取れた声の仕事の契約は業界の闇を垣間見ると共に破棄されてしまった。
金も夢も失ったけれど、私は一人でアニメを作り始めたよ。シンデレラストーリーではないが、シン…

あらすじ



初めまして。

木遥きはると申します。


私は大阪出身の二十五歳、フリーターです。現在は関東に住んでいます。


私は「努力は必ず報われる」「強く願えば夢は必ず叶う」などという言葉を信じていません。

努力は物事を継続する上で欠かせないものだから報われる報われないの次元に無いし、必ず叶う夢など無いと思うのです。一握りの強い成功体験者がそういった言葉を無責任に語っているだけです。信じるだけで叶うなら、生きとし生きる全ての者はハッピーでなければいけないでしょう。


だから、私は自分で自分の夢を叶えるためにアニメの製作を始めました。


自分でシナリオを考えて、自分で絵を描いて、自分で声を当てて、自分で編集して動画サイトに投稿しています。アニメの制作と投稿は今年の八月から始めました。つい最近の話です。


このエッセイではフリーターの私がアニメを作るに至った経緯から、自分で作ったアニメが空前絶後の超絶怒涛の大ヒットを記録する(予定)に至るまでを語ります。


あらすじとしての私の人生は、声優を志して演劇科のある高校に進学、舞台の面白さを知って舞台芸術を専攻した短大時代、就職をせずにバイトをしながら俳優養成所に通ったフリーター時代I、養成所を退所してオーディションを受け続けるも落ちまくって途方に暮れたフリーター時代II、全てを諦めて恋愛に生きて関東に住む恋人の元で同棲を始めたフリーター(一瞬ニート)時代III、ひょんなことから声の仕事の契約が取れたが闇を垣間見て契約破棄になり自分でアニメを作り始めるフリーター時代IVに分かれます。


シンデレラストーリーではないし、今まで味わった悔しさをバネにしてもなお跳躍できない泥くさい自分との戦いの話です。


しかし、必ず私は自分の夢を現実のものにしますので、お付き合いいただけると嬉しいです。今、私の応援をするともれなく古参になれますよ! ぜひ! では、本題に入ります。