ハート・オンライン~おっさんと俺とFPS

作者師時

ログライン:就職氷河期の中を生き抜いてきた仕事大好き、お人好しで礼儀正しい部長と、世話焼きで流されて希望の仕事と近いことをやりながらなんとなく生きているリオ(プレイヤー名)がゲームを通じて出会い、お互いの考え方を理解しつつ距離を深めていく話。



ゲームで知り合ったものの、会社が近いことから二人は現実世界でも年の離れたよき友達となる。

また、ゲーム中でお互いを守ったり、守られたりすることから黒川がリオを意識し始め、リオもそれに気付いてしまい互いを意識するようになる。

二人の距離も縮まり、ゲームでも黒川の当初の目標である「ダイヤモンド」のランクに到達すると、黒川が会社の新人たちとゲームをするようになり、リオもやきもちを焼く自分に気付いて、黒川への自分の恋愛感情に気づく。


そんな中……二人は仕事の話をするうちに、互いの仕事への認識が異なることに気づく。

黒川は就職氷河期世代であり、困難な就活を乗り越えるなら自分の夢を仕事にしようと今の職につき、今もその夢を叶えているため仕事は生きがいである。

しかし、さとり世代のリオにとって、仕事はあくまで「生きるためのお金を稼ぐこと」である。本当は企画職をやりたかったが、不本意な形でプログラマーになった過去があるリオはなおさら今の仕事への思い入れはない。

ゲームの中ではリオの方が腕もよく、いつも守る立場であったにもかかわらず、現実社会では仕事を楽しむことができ、世の中的にも高いステータスを持つ黒川に対して、次第にリオは劣等感を抱くようになり距離を取るようになる。


しかし、そんなリオに黒川は、一緒にゲームをしたいこと、色んな話がしたいこと、そして何より自分にとってリオが特別な存在であることを伝える。


その思いを伝えられ、自分も黒川のそばにいたいのに、劣等感を持ち続ける自分が嫌で転職を決意したリオ。それを叶えられるまでは黒川に距離を置きたいと伝える。

就職活動をし、念願の企画職につき自分のコンプレックスと向き合い克服してから、黒川のもとに本当の気持ちを伝え、結ばれる。