君と見た海に永遠の詩を捧げる(シナリオ版)

作者JESTA

1991年、ソビエト連邦が民主主義のロシア共和国と共産主義のソビエト連合国の二つの陣営に分かれ、互いにいがみ合っていた。

それから30年後の2021年、古浦市(こうらし)で従姉妹のアキノとふたり暮らしをしている男子高校生”冴島バクト”はどこか空虚さを実感しながらも。そんなある日、隣町の不良らと喧…

1991年、ソビエト連邦が民主主義のロシア共和国と共産主義のソビエト連合国の二つの陣営に分かれ、互いにいがみ合っていた。


それから30年後の2021年、古浦市(こうらし)で姉のカオルとふたり暮らしをしている男子高校生”冴島バクト”はどこか空虚さを実感しながらも。そんなある日、隣町の不良らと喧嘩した帰りに海辺に流れついていた少女を拾い上げる。目を覚ました少女は”キリエ”と名乗り、そのままバクトの家で居候することになる。彼女は翌日から彼と同じ高校に通い、すっかり周囲の生活に溶け込んでいく。


だが、謎の少女"レクイエム"に襲撃されたことによって、バクトはキリエの正体を知ることになる。実は彼女は人間ではなく、ロシアの研究所から脱走した”MISA”と呼ばれる妖精兵器であり、レクイエムもソビエトから派遣された同じMISAだった。キリエは終始レクイエムを圧倒し続け、ついに破壊する。だが、レクイエムが警察に回収される寸前に、"モーツァルト"、"ヴェルディ"、"フォーレ"の三体の演者を生み出し、古浦市は混乱の渦に陥る。


さらに、ロシア共和国軍大佐、”エーテル”・キル・ラスクレイがキリエを追いに来訪したことによって、事態はさらに急速を迎える。バクトは、キリエは、そして彼らを取り巻く人たちは、今後の人生を変える決断をしなければならない運命になる...。