あらすじ


 刻一刻と災厄の魔女によって滅びに近づく世界で、災厄の魔女を倒す運命にある少年が現れたという予言がくだった。

 その少年はまだ幼い4歳の少年レオンだった。

 魔女に知られないようにレオンが勇者であるという予言は秘匿され、本人もそれを知らぬまま育ち、17歳で冒険者となるために幼なじみのルナと共に故郷を旅立つ。


 しかし国の首都でルナが攫われてしまい、レオンは入れ違いにならないように首都にとどまりながらルナを探す。

 ルナが連れ去られた先は隣国で、逃げ出したルナはシーフのアレクと魔法使いのシエルを仲間にし、元いた場所を目指す。


 ルナが拐われてから1年後、2人は無事再会するが、レオンはほとんど鍛錬をしていなかったせいでとても弱くなってしまっていた。


 師匠以外に負けたことがなかったのに今では誰よりも弱く、幼い頃からずっと好きだったルナに恋人ができてしまったことでレオンは深く落ち込み、自信喪失する。


『誰にも必要とされず、誰よりも弱く、誰も守れない』

 その言葉がレオンの心を蝕んでいく。